第0回 近日スタート! 投稿日 : 2000年10月4日<水> |
燃費について、とっておきのお話を、近じか定期的に掲示します。 月2回のペースを考えています。 カー雑誌の燃費指南役のようなハイレベルのお話ではなく、一般ドライバーの視点から、日常運転にためになるテーマを展開していく予定。 自称「街の発明家」「エッセイスト」の私ですから、チョッピリ独断と偏見のため、脱線するかもしれません。 そのときは、ひらにご容赦を。 講座について、なにかコメントがありましたら「返信」をクリックしてください。 努めて、対応いたします。
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第1回 燃費向上なにから? 投稿日 : 2000年10月6日<金> |
「愛車の燃費が気になるが、どんな燃費向上グッズを着けたらいいのか、わからない」 という方も多いと思います。 そんなあなたへ、私からのアドバイス。 ズバリ「点火系」です。 なかでも、プラグコードは取り付け簡単で、即、効果が体感できます。 愛車が変身しますヨ。 参考までに、サイト内の「燃費向上グッズ」の「点火系」をご覧ください。点火プラグもありますが、ウルトラなどのプラグコード愛用者が目立ちます。 1セットがやや高価ですが、ランニングコストを考えれば、定期的に入れる添加剤より安くなるでしょう。 ぜひ、お試しあれ!
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第2回 AT車燃費向上テク 投稿日 : 2000年10月13日<金> |
街乗りにおけるAT車の、セコい燃費向上テクを紹介します。 信号が青になりアクセルを踏み込むと、AT車は自動的にシフトアップしていきます。 ここで、クルマ側がシフトアップする若干まえに「ちょっとアクセルを緩める」のです。クルマは勘違いして変速しますから、普通のアクセル操作時より早めに、エンジン回転数は下がります。 スピードがのって制限速度に達したとき、クルマはDレンジで、そこそこのエンジン回転数に落ち着きます。 マイカーのレガシィでは、60km/h,1500RPMです。 街乗りでは、この状態が、一番、燃費が良くなります。 加速中は、早めにエンジン回転数を下げる運転を心掛ければ、燃費向上につながるわけです。
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第3回 タダで5%燃費UP 投稿日 : 2000年10月19日<木> |
「簡単に5%燃費アップしたいが、どうしたらいい?」 とは、誰もが思うもの。 それだったら、タイヤの空気圧の1割アップですね。 たとえば、2,0kgは2,2kg、2,2kgは2,4kgというようにします。 従来どおりの運転を心掛ければ、5%の燃費向上がのぞめます。 ただし「4輪とも同じに増量すること」です。 左右前後のバランスが狂うと、逆に燃費ダウンします。これは空気圧の適量時にもいえます。 空気圧増加を依頼すると、タイヤショップによっては、片減りを嫌って拒否されることもあります。偏磨耗ともいいますが、タイヤのトレッド面の中央部が早く減るからです。 気をつけて!
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第4回 高速道路の燃費テク 投稿日 : 2000年10月27日<金> |
高速道路では、アクセル開度をできるだけ一定に保つことが、燃費向上につながります。 実際に高速道路を走ると、90〜100km/hでクルマがダンゴ状になっている集団にぶつかります。そこでスローダウンして、必要に応じたアクセルワークを強いられます。 これが、燃費向上のネックとなるわけです。 そのためにはできるだけ、ダンゴ集団のペースに巻き込まれない走りが、好燃費の条件です。 方法は2つ。 走行車線をゆっくり走るか、追越車線をペースアップして走ることです。まぁ、前者の方が適切ですね。 経済速度を決めて、その定速走行をするのが一番でしょう!!
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第5回 点火プラグの交換 投稿日 : 2000年11月3日<金> |
点火プラグ交換は、1.5万〜2万km走行毎とされています。 新品の点火プラグは絶好調ですが、走行キロ数が増えるにしたがって、とけ・劣化が進みます。燃費も徐々にダウンしてきますから、時期がくれば、点火プラグ交換となります。 交換時には、次回のプラグ交換を容易にするために、忘れずネジ部にオイルを少量、塗っておきます。 点火プラグのねじ込みは、はじめは手回しで、ネジのあたりをつけます。いきなりのプラグレンチ使用では、ネジ山をつぶしかねません。 プラグギャップ(中心電極と接地電極のすきま)は、市販品のままで結構です。およそ1.1mmに調整済み。 あやまって落としたりすると、プラグギャップが潰れますから、交換時の取り扱いに注意してください。
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第6回 説明書を読もう! 投稿日 : 2000年11月10日<金> |
期待に胸躍らせて、購入したばかりの燃費向上グッズは、すぐ試したいものです。でも、待ってください。 燃費向上グッズに添付されている取扱説明書を、よく読んでください。 プラグコードのように、即体感のものもありますが、時間を要すものも、あります。 たとえば、バイオエッグ。 燃料タンクに沈めて30分〜1時間たたないと、燃料が改質されず、充分な効果がでません。 オイル添加剤の場合、アイドリング状態で、2,3回に分けて10分間隔で入れるケースもあります。 正しい使用方法をすれば、必ず燃費は向上します。
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第7回 気になるCO2の話 投稿日 : 2000年11月17日<金> |
1997年12月、京都で行われた地球温暖化防止京都会議で、温室効果ガスのCO2が再認識されました。 CO2は、アイドリング時にとくに多く排出されるため、「アイドリングストップ運動」が励行されています。しかし「アイドリングだけ注意すれば、地球温暖化は防止できる」のではないのです。 CO2の生成について、列挙します。 ・化石燃料が完全燃焼すると、CO2が排出される。 ・濃い混合気を使用する始動時、アイドリング時、加速時に多く排出。 ・CO2排出量は、おおむね燃料消費量と比例関係にある。 どうです。 石油系燃料を使用するかぎり、CO2は排出され続けるのです。 なお温室効果ガスのなかで、CO2の排出量は膨大で、地球温暖化の寄与度63.7%(1992年)。
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第8回 地球温暖化はどう防ぐ? 投稿日 : 2000年11月24日<金> |
私たち日本人は、地球温暖化を、どれだけ真剣に受止めているでしょうか? 70年代のオイルショックのとき、高速道路を走るクルマは総じて80km/h前後で走行していました。現在、東名高速を走ると、100km/h以上で走るクルマが、数多く見られます。 あのときとは比べものにならないくらいの危機感があるのですが。 アルプスの氷河の溶解を間近に見て、ヨーロッパの人々は、地球温暖化を切実に受止めています。
アイドリング時間を短縮してください/不必要なレーシング(空吹かし)をやめてください/急加速をやめてマイルド運転に努めてください/なるべく公共機関を利用してください/LEVに乗換えてください/燃費向上意識を持ってください/危機意識を持ってください/異常気象などの地球温暖化の前兆を正面から受止めてください。
ノズ・コレからのお願いです。
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第9回 ディーゼル車のゆくえ 投稿日 : 2000年12月1日<金> |
大気汚染の元凶のディーゼル車は、ますます目の敵にされています。 NOディーゼル運動はさらに、埼玉県や、大阪府、京都府、兵庫県、大阪市、京都市、神戸市へと、拡大しつつある昨今。
ディーゼル排出ガスの黒煙(SPM)は除去できないのでしょうか? CO2排出量の少ないディーゼル車は、生き残れないのでしょうか?
同じく1999年12月7日付中日新聞に、次のように記してあります。 「愛知県の豊橋技術科学大学では、プラズマにより、有害物質と結合させて金属触媒に吸着させ、自動車の有害物質をほぼ100%除去できる技術を開発した」 ヨーロッパの技術者たちが研究をあきらめた、ディーゼル車のSPM除去が、日本人の手により実用化される。 あれから1年。研究成果はあがったでしょうか。 実用化にむけて、ネット上から限りないエールを送ります。
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第10回 省燃費タイヤのお話 投稿日 : 2000年12月8日<金> |
「燃費向上」を謳った、A社のエコノミータイヤの広告が、ありました。 「これでプラス5%燃費向上は間違いなし! ムフフ」 ところが、タイヤをB社から履き替えたとたん、期待はずれに終わったのでした。ハンドルは重いし、ハーシュネスは大きい。 結果は、高速2・0km/Lダウン。 私の燃費向上歴には、成功と失敗が半分ずつ、あります。
タイヤの接地面積を少なくすれば、燃費は向上します。 ならば、4輪ともテンパータイヤを履かせてみれば?
これは場合により法規にふれるし、第一、耐久性に問題があり長距離走行用にテンパータイヤは設計されていません。 あくまで応急処置です。
そういうわけで私は、オーソドックスな70&65タイヤを愛用しています。 乗り心地と燃費向上の見地から。
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