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最近5か年のレギュラーガソリン価格の推移をみると、2014年夏にレギュラー看板価格164円まで高騰しています。その後、急落し中止まりはあるものの、2016年冬に107円まで下がりました。その背景にはアメリカのシェール革命に対抗して、OPEC加盟国が原油価格を下げたことが挙げられます。
しかしシェールガス掘削には、天然ガス価格が低迷して事業採算性が合わない現実が明らかになってきました。夢のようなシェール革命は終わったのか?
安定期に入ったのか? その影響力が失せたのかレギュラー看板価格は2016年冬を底にして反転し、2017年現在、緩やかな上昇傾向にあります。
石油価格の変動は、マイカーを持つ一般庶民の懐具合に大きな影響を与えます。
免許取得1年未満でマイカー購入の意思のある人を対象のアンケート結果では「ハイブリッドカーが欲しいが予算がないのでガソリン車を選ぶ」が一番多くありました。となればマイカー購入後は、燃費向上のための努力を惜しまないことが肝要なスタンスでしょう。 |
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ガソリン混合給油法のテスト車は、タウンエースバン1.5GL(2WD・4AT)。気になる燃費は、JC08モード燃費12.2km/L。
エンジンは、1,495cc無鉛レギュラーガソリン仕様の3SZ-VE。
ガソリンタンク容量43L。
航続距離は、カタログ燃費通り走りこんで、ガス欠一歩手前でガソリンスタンド(以下、GSと略す)に入ると想定すると、500kmより少し長く走りそうです。
さて現行タウンエースはトヨタ製ではなく、インドネシアダイハツ社による逆輸入車です。2012年7-9月期には、車名別輸入車販売ランンキングで、VWゴルフ、MINI(BMW)に次いで、タウンエース/ライトエースが3位の人気ぶり。
現在も車名別輸入車でベスト10にランクインしていて、数少ない日本の逆輸入車の成功例の一つ。
画像は、浜松七福神巡りで浜松市中区高町の半僧坊浜松別院に立ち寄った時の1ショット。地方都市の喧騒に囲まれていても、ここだけは別世界。 |
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本タウンエースを入手したときに装着されていたスパークプラグはNGKイリジウムグラグDCPR7EIXでした。標準プラグのNGK/DCPR7EA-9かデンソー/XU22PR9ではなかったのを知ったのは、購入後2,3か月たってからのことでした。標準プラグでなかったのは、前オーナーが燃費向上のためにプラグ交換をされたと思われます。
本車入手後、アーシング施行→ガソリン混合給油法と進めていったのですが、給油直後から「スパークプラグ失火」のエンジン警告灯が頻出。あわててトヨタサービス工場に飛び込み、診断履歴からそれを教えていただきました。
ガソリン混合給油法実行でガソリンのハイオク比率が微妙に変化するので燃調制御が追い付かず、失火を連発。ヒューズボックス内のEFI用オートヒューズを抜いて放置してリセットの繰り返し。
よってタウンエース/ライトエースの3SZ-VEエンジンに私のような取り扱い方をすれば、イリジウムは不適。デリケートなエンジンです。現在は標準プラグ装着車で、ノントラブルです。 |
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マイカー入手の際に私がしている下調べの一つは、そのクルマに標準プラグより熱価の一番手上(数字の大きいほうが冷え型)のコールドタイプが市販されているか否かということ。
残念ながらタウンエースは販売台数小、逆輸入車ゆえ採算が採れなければプラグメーカーはそこまで適応プラグをラインナップするわけがありません。
熱価一番手上にこだわる理由は、カスタマイズで22スケア極太アーシング電線を使用したときにプラグが焼けてしまった苦い経験があるから。
該当プラグがなければ、22→14→8スケアとサイズダウンするしかありません。
本タウンエースのアーシング施行には、14スケアKIV電線から始めました。施行直後の、ハンドルを握る両手に伝わってくる振動、換言すれば元気いっぱいのエンジンモリモリ感は、「凄い!!」の一言。この体感を味わうために福沢諭吉が一人二人と去っていきます(苦)。
電気的に無理をしているので、当然スパークプラグは焼けすぎで電極が損傷してパワーダウンするので交換、通常より極めて短命な結末となります。最終的に落ち着いたのは、標準プラグ+8スケアKIV電線の組合せでした。 |
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2002年頃から自作を始めた燃費向上グッズの(デュアド・チタン・トルマリンベルトから始まる)デュアドシリーズですが、本タウンエースの2本のラジエターホースにも装着されています。
エアダクトに巻く吸気系と比べると、ラジエター液の水温を享受できるラジエター系は焦電効果を持つトルマリンにはまことに相性が良いのです。特性が生かされる絶好の装着ポイント。
けれども使われている材料のエコ・トルマリンシートがそろそろ交換時期に来ているのかなと思われ、新たにラジエター系デュアド×2本を自作しようかと考えています。
材料の銅板のかわりに、銅合金を採用したのがデュアドプレミアム。略して「デュプレ」かな。
デュプレ。
とつぶやいて思い出したのは、あの美人チェリストのジャクリーヌ・デュプレ。
指揮者のD・バレンボイムと結婚したものの、その後の人生は……。異国の人とはいえ、美しいが故に話題に。
映画にもなりましたね。 |
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タウンエースの給油口はボディ右側。運転席の直近の右下にあります。
シンプルでわかりやすいのは良いのですが、「ギリ満」(ギリギリ満タン)にするとき給油ノズルによる操作が、目視ではやりづらいのが難点です。
静電気によるガソリン蒸気への引火対策と思われますが、給油口がテーパ状にすぼまっています。給油口は、給油ノズルの直径よりチョット大きめの開口部になっているので、どのくらいガソリンの液面が上がってきているか、よく見えないのです。
マイカー給油は、東名浜松インターチェンジ(以下、ICと略す)近くのシェル販売店で長くお付き合いさせてもらっています。シェルのハイオクガソリンは、現在『V-Power』と呼ぶ商品なのですね。かつてのハイオクガソリンとはどのくらい性能アップしたか興味津々。
タウンエースのような商用車と相性は良いのか? ガソリン混合給油法でどのような結果が出るか、楽しみです。 |
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タウンエース1.5GLを入手したのが2016年夏。
そしてガソリン混合給油法を開始したのが、2017年1月。
スタート時のハイオク比率は、
ハイオクガソリン給油量/ガソリンタンク容量(43L)
として、前回の履歴から推して20%がよかろうと思いました。
ハイオクガソリン9Lを先に給油して、レギュラーガソリン給油でギリ満の給油を行います。ギリ満は、たいがいGSの店員さんにおまかせ。ガソリンの入れ具合を心得ているだろうと考えたから。
本方法では、同じGS、同じ位置の給油ノズルを使うように努めます。車体の横方向の傾斜も同じにさせて、ガソリンタンク内の空気の抜け具合を考慮し、ギリ満給油状態を同一条件に近づけます。
しかし。ササッと済ませたい店員さんが、ガソリン給油量の小数点以下を無視して整数で切り上げてしまう時があるのです。そのときはまだまだガソリンが入る余地を残していて、ギリ満の実際より給油量が少ないので「意外と燃費が伸びたなァ」と思っても次回の燃費はガタ落ち(苦)。ぬか喜びでした。
当たり前の顛末。なかなか正確にはできません。 |
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テスト車タウンエースの2017年5月22日付給油時点で、これまでの36回のガソリン給油をグラフ化してみました。
画像のように第20回からガソリン混合給油法を開始。
第20回の平均燃費はレギュラーガソリンによるもの。ハイオク混合の影響が現れるのは、21回目以降です。
ハイオク比率の説明です。
例えばガソリンタンク容量43Lのおよそ20%として9Lのハイオク給油を考えると、単純計算して、
9/43≒20.9%
のハイオク比率が答えです。
その次の回では、ガソリン残量警告灯が点滅し始めたときは、まだ混合ガソリンが燃料タンク内に残った状態なので、この混合ガソリン中のハイオクガソリン分もハイオク比率に加算しなければ、本テストがより正確にできません。
めんどうなお話です。
この点は、業界人ではなく一庶民の趣味の中間レポートですから、ご理解を。
精度をあげたいものです。 |
燃費向上率グラフ |
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ガソリン混合給油法の精度を上げることに注意して、本テストを実行中。
レギュラーガソリン給油の時期は、盛夏―冬―春―初夏と季節が巡っているので、一年の半分の気温変化が反映されているので、テスト車の平均燃費は信頼できると思います。
記録数字から算出されたタウンエースのレギュラーガソリン時の平均燃費11.775km/Lはカタログ数字12.2km/Lの96.5%の実用燃費。
燃費向上率グラフを見ていただきたい。
ピンク色の折れ線グラフが、ガソリン混合給油法の燃費向上率の推移。
中間レポートである本サイトの私のコメント。
「給油16回を終えた現時点で、際立った燃費向上効果は見られない」
乗用車ではなく、物を運ぶ目的の商用車を、いかに空体といえどもストップ・アンド・ゴーの日常生活の街乗りでは、効果は現れにくい。
飛びぬけて平均燃費が良い第36回は、走行距離の2/3以上が高速走行だったと考えられます。となればノンストップ走行で流せば、燃費が良くなるのです。
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竹島往路の燃費計 |
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タウンエースにはデジタル燃費計「OBD Driver」が装備されています。本品はおなじみのイシダR&D社「燃費博士」のスマホバージョンといえばわかりやすいかな? ソフトはインターネットから無料でダウンロードできます。このOBD Driverの詳細は、別サイトを立ち上げてレポートする予定。
最近読んだ本の八木龍平著「成功している人は、なぜ神社にいくのか?」サンマーク出版のPP124〜125に「愛知県蒲郡市の竹島は超強力パワースポットで次元を3回も超えてしまう」と記載されています。
早速、竹島に行ってきました。
画像は、浜松〜竹島前駐車場間63km往路のデジタル燃費計。
平均燃費17.96km/L。東名浜松IC〜音羽蒲郡ICの高速走行を道のりの70〜80%を占めているので、平均燃費が伸びました。というか、ガソリン混合給油法の効果の生かせる手がかりを見出したと思っています。
一条の光が差し込んで周囲が明るくなってきた。
そんな感じ。 |
【付録1】竹島全景 |
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「結界」は仏語ですが神社でも使われます。
神社の鳥居の外側が俗界。鳥居の内側の結界に、神社の拝殿や本殿があります。
画像10で紹介した八木龍平さんの本によると、「神社の境内にある川は、渡ると別次元に行くことが多い。海が境界になると最高」と記されています。江島神社、厳島神社などが頭に浮かんできます。
画像の蒲郡の竹島は、本土から約400mの竹島橋がかけられていて、夜間は無人島となります。
三河湾国定公園の中核。
蒲郡観光のシンボル。
周囲約680m。面積約1.9ha。
島全体が天然記念物に指定されています。
注目すべきは、島の植物相が暖地性の植生であり、対岸の本土側と植物相が大きく異なる点。238種の高等植物が自生しています。
私個人の視点では、神奈川県の白旗神社で見慣れたカクレミノが、ここ竹島ではひときわ大きめのそれが数本存在していること。
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【付録2】竹島から見た本土 |
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竹島橋を渡り終えて竹島大鳥居をくぐり、竹島側から対岸を振り返るときに見られる画像。
正面に蒲郡クラシックホテルがあります。
ホテルの左側に、もやがかかっています。早朝7時に撮影。
約400mの竹島橋半ばから下を見ると、晴れた日には遠浅の海底が透けていて無数のクラゲが確認できます。
5月になれば、干潮時の潮干狩りが市民の楽しみの一つでしょう。
画像は、八百富神社(やおとみじんじゃ)大鳥居ですが、対岸にも鳥居があります(八百富神社遥拝所)。
八百富神社参拝のときは最初に本土側で、手水屋で身体を清め、二礼二拍手一礼を済ませてから、私は竹島橋を渡ります。なぜなら、神さまに「礼儀知らず!」とソッポを向かれては超強力パワースポットの御利益が激減します。よって、知るところの最大限の礼儀作法で参拝をするのです。
竹島橋を渡るときは、男は右側を歩いていきます。橋の中央は「正中」といって神さまの通る道なので、ここを歩くことは無礼にあたります。
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【付録3】八百富神社 |
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竹島全域が、八百富神社の境内。
八百富神社は別名「竹島弁天」で、日本七弁天の一つ。とされています。
八百富神社の御祭神は、市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)。水の神。
開運、縁結びの御利益があります。
竹島には、八百富神社のほかに、商売繁盛に御利益のある宇賀神社、御祭神が大国主命(オオクニヌシノミコト)の大黒神社は福の神、神馬像を横手に控えるのが千歳神社で、八百富神社を創建された藤原俊成をお祀りされていて、長寿・勉学に御利益があります。
八百富神社拝殿の御神木の横を通り、さらに奥に鎮座するのは、八大龍神社。御祭神は豊玉彦命(トヨタマヒコノミコト)で海の神。
さて八百富神社拝殿にむかって左手の、上部が切り取られた御神木ですが、主幹に触れないように注意して両手をかざしてみると、案の定、私の掌には2,3分後にはピリピリとしたパワーを感じてきます。樹齢数百年以上の樹木には木霊が宿るとされています。
貴方も一度神社参拝のときに御神木に手をかざしてみては?
木とのエネルギー交換法。
心身が浄化されます。
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【付録4】八百富神社の千本幟 |
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竹島入口の八百富神社大鳥居を通ると、101段の石段が迎えてくれます。
この参道を歩くのがたいそう心地よいのです。
いましがた竹島橋を渡ってきた、外界が横殴りの雨模様でも石段を踏むと島の樹木が雨風を凌いでくれて、ザワザワした風音も止んでいます。近年の初夏には、時季外れのような真夏日の強い日差しも、この石段を歩けば木漏れ日の柔らかさに。自然が作った天然のクーラーです。
いや、『天然記念物の』クーラーです!!
江島神社に似た、ちらりと外海がのぞける樹木に囲まれた参道を進むと、心身がリフレッシュされるよう。神社に寄付をしたくなってきました。
石段の両側にある通称「千本幟」。一本2,000円。
次回参拝のときは、ぜひ寄進させていただこう。
静岡県浜松市から、100km以内の近場にかような超強力パワースポットがあるとは、この歳になって去年までは知らなかった!
これは不覚。
宝物を探し当てたような気分になり、のほほんとした80歳過ぎの義母に自慢気に話してみました。すると、
「バアチャは歩け歩け運動で、5,6回行ったことがあるヨ」
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