プジョー206 カーボンクリーン
プジョー206にカーボンクリーン
妻のプジョー206は、5年目で走行距離が4万キロをオーバーしている状態です。
プジョー206にカーボンクリーンを行うきっかけは、2年ほど前から冬になると時々エンジンの調子が悪くなり、特に寒い早朝などはエンジンが止まりそうになると妻からの報告でした。
プジョーのサービスに相談し何度か調べてもらって、プラグや添加系の怪しい箇所の部品は交換したのですが、状態はさほど変わりませんでした。
そこで株式会社ジャビス様に相談したところ「それでは、カーボンクリーンしてみませんか?」と話が進み、2006年12月にプジョー206にカーボンクリーンを行うことになりました。
12月の雨の日にカーボンクリーン処理を行いました。
プジョー206をリフトアップした後に燃料ラインを確認し、慎重にカーボンクリーン装置とエンジンの燃料ラインを接続します。
車両側の燃料ラインはバイパスループし、車両側のガソリンはリターンするようにします。
ここで思わぬトラブル発生!
接続ラインを再確認した後、カーボンクリーンの電源を入れ、エンジンをかけたところ、運転席側のフェンダー付近からガソリンが漏れている!
急いでエンジンを停止!
接続を確認したけれども問題なし!
漏れた付近を調査するが、明確な原因は不明!
そこで、施工店から株式会社ジャビス様に電話で連絡すると、車両側の燃料ラインのバイパスループは不要で、メクラ蓋処理をする方法のアドバイスがあり、接続を変更して再度トライ。
するとガソリンが漏れることなく、あっさり解決しました。
トラブル発生で最初はちょっと不安でしたけど、さすが各施工店を教育している株式会社ジャビス様の豊富な知識と的確なアドバイスには感心しました。
カーボンクリーン
これが、カーボンクリーンを行う装置です。
意外とコンパクトでシンプルです。
プジョー206に接続
こちらが通常の接続方法です。
車両側の燃料ラインはバイパスループしていますが、これが原因でガソリンが漏れてしまいました。
接続方法を変更
プジョー206の場合、車両側の燃料ラインのバイパスループは不要で、メクラ蓋を処理するのが正解でした。
これでガソリンが漏れずに、処理をすることができました。
カーボンクリーン処理中
カーボンクリーン処理中のプジョー206です。
下の濡れた新聞紙は、バイパスループしてガソリンが漏れた跡です。
カーボンクリーン処理後の排気
カーボンクリーン処理後の排気ガスは、カーボンクリーンの溶剤の影響なのか、最初は白い排気ガスが出ます。
これがクリーンになる証明かな?
さてさて、カーボンクリーン処理後の効果は?
カーボンクリーンの処理が終わり、プジョー206を運転してみましたが、全体的にトルクが上がっているようなフィーリングです。
まずは寒い冬場のエンジンの調子ですが、昨年や一昨年のようにエンジンが止まりそうになる頻度は圧倒的に少なくなりました。
今までですと毎週のようにエンジンが止まりそうになっていたのですが、今年の冬は1回のみ発生しただけです。
暖冬の影響もあるかもしれませんが、悪いときには週に何回も症状が出ていたので、効果はあったのではないかと思います。
先日プジョーのメカニックに一度エンジンの調子が悪くなり、エンジンの警告ランプが点灯したので、調べてもらったところ「どこか一気筒が瞬間的にガスが燃焼していない履歴が残っています」と説明を受けました。
さらにメカニックと話していると「最後の手段として、あれをやりますか」と言われ、「あれって何ですか?」と聞くと「カーボンクリーンです」と言われたのにはびっくりしました。
正直にカーボンクリーンを行ったことは話しましたが、原因が不明でエンジンの調子が悪い車の場合には、カーボンクリーン処理を行ってみることがあるそうです。
さらに、カーボンクリーンを行うと確実にトルクが上がり、燃費も良くなると話していました。
さて、カーボンクリーン処理後の燃費の変化ですが、過去6年の1月から3月の平均燃費を計算しグラフ化してみました。
※上の画像をクリックすると拡大表示します。
1月から3月の平均燃費 |
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年 |
平均燃費 |
備考 |
2002年 |
9.61km/L |
初年度は燃費が悪かった |
2003年 |
10.33km/L |
|
2004年 |
10.73km/L |
|
2005年 |
10.20km/L |
13インチから17インチへインチアップ |
2006年 |
10.02km/L |
|
2007年 |
10.52km/L |
カーボンクリーン処理後 |
平均 |
10.25km/L |
2005年から燃費が落ちていますが、この原因は2005年の年末にインチアップを行っているためだと思います。
標準14インチ185/55サイズを17インチ205/40サイズに3インチアップしていますので、タイヤとホイール重量の増加、タイヤ幅アップによる転がり抵抗の増加で燃費が悪くなったと想像します。
ところがカーボンクリーン処理後の2007年は過去最高の2004年までは届きませんが、昨年と比べると0.5km/Lアップしています。
タイヤのサイズアップの影響が確実に燃費に影響していることがデータに出ていますので、カーボンクリーン処理後の燃費アップもこのデータに出ていると思います。
しかもインチアップ後の1月から3月の平均燃費では、最高記録が出ていますので今後の燃費も楽しみです。