燃費一番 > てつのリフレッシュ大作戦 > アーシング・エーモンからのメール
てつのリフレッシュ大作戦 |
|
エーモンからのメールを公開 |
|
>1.アース端子をターミナルブロックに接続する場合、5箇所の接続 > ポイントが用意されています。 > 5箇所以上アーシングした場合、1箇所に複数のアース用端子を > 接続する事となるのですが、特に上部3箇所の接続ポイントの内、 > 1箇所のみ2つのアース用端子を重ねると、他の2箇所と厚みが > 異なるため、均一に締め付けが出来ないと思いました。 > 5箇所以上の接続を行う場合、どのようにするのが良いのでしょうか? > >2.ターミナルブロックのデザインはメカっぽく、とてもカッコ良く > とても気に入っています。 > このターミナルブロックを使用すると、アーシングポイントを > 変更したり、増やしたりするのがとても簡単に出来そうです。 > しかしながら、下部の2箇所の接続ポイントに、配線を追加しようと > すると、上部を含めて、ほとんどをばらす必要があります。 > 上部の追加に関しても、3つのボルトを緩める必要があります。 > 本製品は、3つのブロックで構成され、そのブロックで端子を > 挟み込む構造になっていますが、追加する接続ポイントのボルトを > 緩めるだけで配線を増やせる構造に、なぜなっていないのでしょうか? > >お手数ですが、以上の2点について、ご回答宜しくお願いいたします。 >また、間違った部分等があれば、ご指摘ください。 1,2に関して若干重複した回答になるかと思いますが、ご回答させて いただきます。 まず、5箇所以上の場合ですが、ターミナルブロックを設計するにあたり、 ボルトの長さ 挟み込みにおいて最大10本まで接続できるように検討し ました。 これは下の挟み込みで5本、上部で5本という形です。(しかしながら、 この設定に関しましては、ケーブルの太さ、端子の大きさ、配線の取り 回しにより若干異なりますので、全てのものが10本集約出来るとは言 い切れません。) 10本の集約を行った際に接続に違いが出てきます。(上部の2つ穴が ついているところです。) ここはケーブルの取り回しなどを考えて、上部からの挟み込みがありま せん、基本的にこのターミナルブロックは3つのパーツにより端子を挟み 込む形で取り付けるものですが、上部の2箇所は挟み込みがなされな い形になっているのです。5本以上の場合、例えば6本でしたら、1本を ここに接続いただければ厚みは均一で行えるはずです。 また、7本でも同様ですし、8本の場合でしたら上部の3つ穴部を利用し て頂けます。 次に簡単に増設できるような仕組みになっていないのか?についてです が、前にもありますように、基本的には3つのパーツで挟み込む構造に なっています。 何故そのようになっているかといいますと、接触面積を多く保つ為です。 ボルトで取り付ける事でも接触していますが、実際に通電のメインとなる ターミナルブロックの真ん中のパーツに端子を面で押し付けることにより 接触面積を多く持とうとしています。 このために、増設やバッテリーのメンテナンスなどで取り外す際は若干 面倒な作業になってしまいます。 この他にターミナルブロックについてですが、以下のような特徴があります。 ●本体材質は亜鉛 これは通電性は悪いが、やわらかく腐食に強いために採用。 電極に直接、接するところであり腐食防止を最優先。また、端子を挟み込む 形状と素材のやわらかさで、接触面積を確保。 また、亜鉛は衝撃を吸収するという特徴もあり、車にはもってこい! ●ボルトはSUS 端子に直接触れないボルトナットは、ステンレス。これも腐食防止のため。 ●仕上げは手研磨 ターミナルブロックは1品1品表面を手研磨しています。 亜鉛の通電の悪さを少しでもカバーするため、クロームメッキを施しています。 |
メールを出すと、翌日には上のようなメールが返ってきて、ちょっとビックリしました。(回答が無い事も予想していたし、こんなに早く回答が返ってくるとは...) 1.の点に関しては、回答されているように、使い方で10箇所まで接続できるようです。 2.の点に関しては、接触面積を多く保つためだそうです。ちゃんとメーカーは考えているのですね。 それにしても、ターミナルブロックの設計には、材質を含めてちゃんと考えてあるのには感心しました。 それに最後の「仕上げは手研磨」には、正直言って2千円もしない商品なのに、ここまでコストをかけている事を知って本当にビックリです。 |