|
|
これがノズ・コレの愛車、ヴィッツ1L4AT F・Dパッケージ。カタログデータによると、エンジン排気量997cc、最高出力70PS/6000RPMとなっている。10・15モード燃費19.6km/L、車体重量850kg。ノホホンとした顔立ちをしているが、燃費は良い。 ヴィッツ関連サイトを見ると、黒いヴィッツは「黒ビ」、赤いヴィッツは「赤ビ」。シルバーメタリックは、「シルビ」というそうだ。 ノズ・コレのクルマにとくに名はない。それでも捨てておけないキャラクターの持ち主なので、「シルビィ」と呼ぶことにしてやった。
納車後の初回燃費は、14.9km/L。高速道路を走ってみると、24.0km/Lだった。 「こんなもんか?」「いやいや、まだまだ」 そんな気持ちが重なって、シルビィにいろいろな燃費向上グッズを付け始めた。 |
|
|
シルビィのボンネットを開けて最初に目に付くのが、アーシング施工だ。 最初は、拡張性のあるセントラルブロックを用いているスプリットファイヤ社の市販アーシングキットを着けた。作業時間は2時間。さっそく、テストドライブに出かけたが、思ったほどの体感はなかった。 けれども、このキットでは、左右ストラット、ミッションケースのサービスタップをさりげなく利用しているところがGOO! 市販キットでアーシングした次の土曜日は、名古屋大須の電材専門店で、14スケアHKIV電線、22スケア平網線などを1万円弱、買い込んだ。翌日曜日、自作の追加アーシング施工となる。以前から決めていた排気系アーシングポイント1本だけで、作業が1時間もかかってしまう。 さて、試走。アーシング特有の浮遊感がある。2500RPMから始まるエンジン重低音が、より静かになって、1900〜2000RPMから発生するようになったのは驚き。 |
|
|
ヴィッツ購入後、アタリが着き始めたのは、3000km走行前後から。それまでは、なかなか高速24.0km/Lの数字が伸びなかった。 ダイレクト・イグニッション方式のヴィッツには、プラグコードはない。ところがノロジーのHPを見ると、ヴィッツ用ホットワイヤーがラインナップされている。 「市販品で存在するのは、きっと効果があるはず」
やっぱりホットワイヤーの効果はあった。高速100km区間でドライブすると、1.5〜2.0km/Lの向上があったからである。 画像の赤いコードが、ノロジーホットワイヤー。黄色い電線が、14スケアHKIV電線。こうしてみると、ホットワイヤーは意外と太いのがわかる。フォルザ・エアクリは、つい最近、純正から付替えた。吸気効率は少なからず、アップしているはずである。 |
|
|
画像の燃料ホース(左)と、バッテリープラスコード(右)にスパイラル状に装着するのが、ミラクルパワーベルトである。巻き付け方は、5mm間隔にするのが最も効果的とメーカーはいう。 なにしろ弾力性があるので、付属の結束バンド6本では無理。50〜100本入りパック100mm長結束バンドを買う必要がある。これで、2〜3巻き毎に止めると、燃料ホースとの密着性が保てる。 ミラクルパワーベルトはエネルギー変換の原理に基づいているそうだが、体感度は、明らかにネオジウム磁石より上。エンジン音が乾いた力強いノートに変化してきた。これで、数ヵ月後は、さらに燃費向上するという。 より良い完全燃焼に近づくための燃費チューンの要(かなめ)は、点火系、吸気系、燃料系。これらがバランス良く特性を出すことが、燃費グッズ装着のポイントと考えている。 |
|
|
SEV(セブ)ってなんぞや? HPを見ると、作り方を真似た自作グッズが、けっこう人気サイトになっている。SEVを作った人は凄いが、エネルギーの素をトルマリンに置き換えて自作した人も同じくらい凄いと思う。 SEVは、吸気系と排気系を1セットで装着する。吸気側のSEVインテークは、エアフィルタとエンジンの中間に装着するとあるが、ヴィッツ1SZ−FEエンジンでは、メカ的に無理だ。やむなくエアダクトの蛇腹ホースのストレート部に巻いてみたが、それでも効果はあった。いや、体感があった、というのが正解だろう。 非力なヴィッツ1Lが、えらく追越加速が良くなった。面白がって、しばらく加速感を楽しんでいるうちに、点火プラグがダレてきた。これに懲りて、しばらくSEVを外していたが、新しく装着したミラクルパワーベルトとのバランスを考えて、SEV再採用となる。 |
|
|
画像の右側が、燃料添加剤のクリスタルC−3000。左側の銀色金属容器のものが、グリーンスター。 C−3000の添加率は、燃料の1/3000で超経済的。ヴィッツでは満タン時に、白キャップ内蓋で、12〜14ccほど取って入れる。体感度はさしてないが、添加を止めたらじきに高速燃費が2.0km/Lダウンしてしまった。燃焼の波動理論は本物! 効果の持続性もある。ヴィッツのようなコンパクトカーに合っているようだ。 グリーンスターは、初回添加率2/1000。2回目以降は1/1000。投入後1時間でトルクフルな体感が得られる。原料は白灯油のみで、添加剤はいっさい使われていないという。最初の燃焼がさらに第2次燃焼、第3次燃焼という具合に繰りかえしの瞬時の燃焼で、燃料は無駄なく燃やされる。燃え方がヘビーなら、適合車種もヘビーな印象を受けた。 |
|
|
とまあ、シルビィに装着されている燃費向上グッズを紹介した。燃費をよくするには燃料を完全燃焼させるのが一番だが、ノズ・コレは、点火系、吸気系、燃料系をバランス良く組合わせることが、完全燃焼のキーポイントになることに気づいた。 どれか1つの燃費向上グッズの特性が突出していては良くない。ノロジーホットワイヤー、SEV、ミラクルパワーベルトの三者併用は、ほどよくブレンドされていて、ドライブフィールはなかなか良い。 続いて、心臓部のバッテリーに目を着けた。 点火プラグの失火防止、確実着火を実行するには、パワフルなバッテリーが必要だ。かつて厳冬の東北へロングドライブをしたことのあるノズ・コレは、迷わず出光スーパーダイハードを選んだ。 GSでバッテリー換装を行なった日、どのくらいの低燃費になったかどうか、高速チャレンジをしてみたくなった。 |