燃費情報
「燃費情報」では、色々なメーカーや車種の燃費の向上に関する情報をご紹介しています。
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1998年式 スバル インプレッサ WRX 2000cc ターボ 5MT 四輪駆動
愛車情報
| 1998年式 スバル インプレッサ WRX 2000cc ターボ 5MT 四輪駆動 |
満足度
| 80点 ★★★★ |
燃費向上率
| 7.4km/L→7.4km/L |
商品名
| NEN-PI-UP |
メーカー
| ネンピアップ株式会社 |
購入方法
| 燃費一番当選品 |
グッズ種類
| 磁力系 |
使用感等
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此方で頂きまして、到着後に早速取り付けました。 <特徴> いわゆる磁石系のグッズで、ネオジウム磁石をエアクリーナー以後の吸気ダクト(蛇腹部分)に巻きつけることで吸気エアを活性化させ、ガソリンとの結合を高め完全燃焼を促進するという商品です。 燃費の向上を測る前に、まず公平にかつ正確なデータを割り出す為に以下の事を実施しました。 (1) ECUの燃料噴射データ、出力特性などのいわゆる学習機能を一旦リセット(バッテリーは外し、30分放置した後に組み戻し) 学習機能がリセットされない場合、従前の走行データを元にECUが制御するので、一般的にデータ取りを行う前には必須作業です。 実にされていない方が多いのですが、正確なデータを抽出する為には励行しましょう。 (2) ECUの学習機能がリセットされた後に、再学習させる為に1000kmほど走行しました。 その間のデータはすべてオミットしています。 以上の、事前作業を行った後にデータを3本取りました。 更に、一応車輌のデータも載せておきます。 インプレッサですので過度のチューニングは出来ませんので、エアフィルター純正交換タイプ(アペックス製)、燃料補正サブコン(アペックス製・冬場は空気密度が増える為、気温の低下で必然的にリーンバーン状態になる為、必然的に燃料の増加が必須になります。増加量1〜2%/各500回転毎) 燃料のデリバリーパイプにTOPFUEL製パワーネオPRO使用。 始動前のアイドリングは8分30秒で設定(1秒刻みで設定可能のエンジンスタータ使用)。冬場は冷間時のエンジン稼動は出力低下、フリクション増大に繋がる為、アイドリングは必須です。燃費に関わる情報以上。 モデル1:完全街乗りのみ(旧市街地のみ) 私が住んでいるのは四国の政令指定都市です。 地方都市とは言え公共交通機関が未発達で車が1人1台は当たり前になっており兎に角、昼間の車輌の混雑は結構なものです。 信号も多く、深夜でも生きている信号が数多くあります。 装着前の燃費は平均で6.4km/L、インプレッサのスポーツモデルの燃費としては平均的な数字です。 装着後の燃費は6km/L台は突破出来ませんでした。 +200〜500m程度では誤差の範囲ですので、例え向上していたと思っても手放しで喜べるレベルではありません。 敗因は、信号が多くSTART&GOを繰り返す為、初期加速に燃料の消費量が高い為劇的な燃費向上は見られませんでした。 また、走行車輌が多く高速域での巡航走行(スロットル開度、回転数一定)が不可能で加減速を繰り返す事が必然的に要求されますので仕方ありません。 使用は、主に短距離での通勤に使っていました。 モデル2:街乗り+中距離 通勤+スキー場までの往復1回 装着前:6.4km/L→装着後:変化なし 20km以上の中距離かつ信号が少ない郡部の道路は、2000回転±100程度での巡航が可能である為、燃費が上がり易い傾向にあります。 ただ、通勤でも使っていた為そちらで燃費を食われ結果、変化なしでした。 モデル3:長距離のみ 片道120km程度のスキー場までの往復に使用。 往復後、自宅近くのセルフスタンドで給油し、燃費を計算。 装着前8.4km/L→9.2km/L、約15%程度上昇 ただ、誤差の範囲は出ないのと、途中片道20kmの山道を復路でアイドリング状態でN走行して下山しています。 以上、3ヶ月少々掛けてモニターしてみました。 プレゼントを提供して頂きました、ネンピアップ(株)様には報告書提出済み。 残念ながら、確固たる燃費上昇はありませんでしたが、下(エンジン回転数の低回転/1000〜3000rpm/m程度を指す)でのトルクアップを体感できました。 兎に角、日々の燃費向上対策の一環で、急の付くアクセルワークをしない様に心がけていますので、発進はエンスト寸前で行っております。 発進時の車が押し出される感じが強くなったのと、加速時の加速感が増大しております。 燃費向上しなかった原因の1つとしては、ターボ機構を採用した車というのもあるかもしれません。 なるべくタービンに因る負圧が発生しないようなアクセルワークをしていますが、どうしても加速時には少し掛かってしまいます。 インプレッサはGC8とという初代モデルの中期型を使用していますが、初代前期モデルは3500回転以上で劇的なターボ加速が感じられるいわゆるドッカンターボであった為、御し易かったのですが中期からは滑らかターボでタービンの回り始めが体感し辛いし様になっています。 タービンが回り、負圧が発生すると強制的にIN側に混合気を送り込む為、燃焼特性など関係無く混合気を消費する為、出力は上がっても燃費向上には繋がらなかったのかもしれません。 自動車競技をしていた経験上、アクセルワークには自信がありますので、アクセルワークが粗い等の条件は考慮しません。 パーシャルでも一定踏みでも、任意の回転合わせでもなんでもござれですので、その辺りは一般の使用者の様な偏りは考慮しなくても良いかと思います。 ウソでも燃費が向上したと書くべきとは思うのですが、やはり正確なデータを出し皆様に参考にして頂く為に、あえてありのままを書きました。 また様々な条件の上でのデータである事を理解して頂く為に、事細かに仔細を書いたので長文になりました。申し訳ないです。 最後に、NA(自然吸気エンジン)やバイクでも実験してみたかったのですが、正確なデータ取りをする為に時間を要するのと、1個の価格が結構な額だったので複数欲しいとも言えず、一番使用頻度が高く、扱いなれた愛車を使いました。 NAエンジンの方が、もっと吸気・排気の影響を受け易い機構で有る為、もっと面白いデータが取れたことだろうと言う事を補足させて頂きます。 おそらく燃費の向上も顕著な違いが出ると思います。 ちなみに購入の際は、取り付け車輌の吸気ダクトをノギスで直径を測定して、専用の長さでのオーダーになります。 全面耐火素材(アルミの様な消防士の防火服に酷似)で、エンジンルームで一際目を惹く商品です。 巻き付けて付属のステンレス製の結束バンド2本で固定します。1個3万円ほどですが、商品はそれくらいしそうな感じです。 ダクト径はメーカーに問い合わせると教えてくれます。 私は正確な径を測定したかったので精度の出たノギスメーターを買ってきて測定しました。信頼のミツトヨ製使用。 |
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2006年2月4日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
カテゴリー:スバル